ブルグミュラー連弾 小さな嘆き

先週のAちゃん(大学生)のレッスンで。
ツェルニー50番後半・ソナタ・ショパンエチュードやその他曲集などをしていて、子どもの頃にやり残していた色々教本の中の「ブルグミュラー25番練習曲」も埋めていっているところです。
ツェルニー50番も終盤レベル・ショパンエチュードを弾きこなす人がブルグ25を併用しているというのは釣り合っていないと思う人は多いかもしれないですね。

子どもの頃に揃えた教本・曲集など、それらを順に全て合格していくことが大切なことでもないのです。
その時に与えられた課題、特にコンクールなどに参加されてきたりで課題曲のために毎年楽譜が増えるのも当然です。
だからといって、揃えた楽譜全て弾いていかないといけないわけではありません。

私もある楽譜について、「この曲集分厚いけど、この中で1曲しか弾いたことないよ。」とある生徒さんと話した時、
「先生でも弾いたことない曲あるんや~!」とビックリされたことも何度かあります。

というか、そんなの普通です。
知らない曲・弾いたことのない曲・未知の曲の方が多いものです。
一生のうちに、今持っている楽譜の全ての曲を弾くこともきっとないだろうし、全てを聴くこともないかもと思うし。
弾いたこともないけど、参考として買っただけの楽譜もあったり。
ただ、本棚に並んであるだけ。という楽譜もあります。
新しい作曲家もたくさん誕生するし、同時にそれ以上の新曲が世に出てくるわけで。
未知の世界でもあるからこそ楽しいのかなとも思います。

また話は戻って、Aちゃんは何で今ブルグをやっているかというと、忙しい毎日の中でも手軽に出来たらと、小さい頃にやり残したのをやっているだけなんですが、その子ども時分に弾くブルグは何度かレッスンをして色々手直しもして、難しい箇所は部分練習もしながら合格していっていたと思います。
ですが、その当時は沢山やり残してきたブルグの曲集、総合的に力がついた今は1回めのレッスンで完成形という内容だと思います。
本人さんにはあまり聞いたことはないですが、今弾くブルグはほぼ初見レベルでそこまで弾けているのではと思います。

子どもの生徒さんのお母さんからも「000(初歩の教本)をあまりやってきていないので気になる」という相談を受けることもありますが、それらはきちんとやっていく方が良いものと、特に気にする必要のない内容もあります。
また、それらを補う必要がある場合はレッスン内容で提案させてもらっています。

今回の演奏動画の「ブルグミュラー16番」、出版社や出版年によってはタイトルが色々で、Aちゃんの楽譜は「小さな嘆き」ですが、私が持っている連弾伴奏譜は「ちょっとした不満」となってて。
「嘆き」と「不満」は意味が違うよねーと話してて。。

他、「ちょっとした悲しみ」「かわいい嘆き」というのも見たことがあります。
どれもビミョーに違いますよね

演奏:Aちゃん・kawasaki
ブルグミュラー:小さな嘆き

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