卒業✿と今後

東大阪市 小阪・八戸ノ里にあるちピアノ教室です。
教室HPにお越しいただきまして、ありがとうございます。

東京の音大を無事卒業されたという報告を、Rちゃんからいただきました。

Rちゃんがこちらの教室に来てくれたのは5年前。
中国の高校を卒業してすぐのこと。
留学生として日本の音楽大学入学を目指して。
当時、全く日本語は話せなくて、何一つ日本語では会話も出来ない状態だった彼女は、2年間通うことになる日本語学校に入学と同時にピアノを習いに来てくれました。

2年後が音大受験。(中国でも子供の頃からピアノをされていました)
大阪の音大にパンフレットを一緒に貰いに行き、留学生受け入れの話を聞きに行ったりもしましたが、大阪の音大には留学生を受け入れる大学がないという実態!
そこで、お母さまが留学生を受け入れてもらえる音大が東京にあるということを調べられ、そこを目指すことにしました。

2年あれば日本語も理解できるようになってるだろう…。と同時に音大受験に合格できる力をつけてもらえるように準備もしなければ。
「2年後には!」という私のレッスン計画も始まりました。

4月〜スタート。最初、しばらくは英語でレッスンが続きました。
「学校で習う程度の英語力なので、あまりできないかも。」と、当初お母さまはおっしゃっていましたが、
日本で6年間学校の英語教育を受けてきた一般的な日本の学生とは比較にならないほどの英語力ではありました。
日常会話は問題なかったと思います。
中国語と英語は文法が同じらしいですね。。

最初の年の8月頃だったか、
お母さまから、「音大受験は2年後ではなく、来年にさせようと思います。」と相談され、一年も早まるのか⁉︎とびっくりしましたが、理由もきいているとそれも納得のいく内容で。
2年間で音大受験目標が 1年後に短縮!これは大きな計画変更。

入試の面接は日本語だし、、というか入試関連全て日本語、日本語の文章!
慌ててレッスンも日本語に移行しなければならなくなり、英語・日本語ミックスのレッスンを取り入れ、秋頃には補助的に英語で、他はほぼ日本語でレッスンができるようにまでなっていました。
この短期間での言語の上達はものすごい努力があってこそです。

楽典の勉強も、オール日本語の堅苦しい文章。
最初は英訳しながら説明してたけど、英訳も断ち切り、日本語を理解してもらうようにかえていきました。

日本語の文章は漢字があるからちょっとは楽に理解できるのかな?とも思っていましたが、実際そうでもないようでした。
読み方も違うし、音読みにしたところで中国語とは発音も違うし。
熟語も中国にはない単語だったり。

It’s ok! の事を、「大丈夫よ〜」と私が言った時、意味がわからなかったようで、漢字で書いてみせたんです。
「大丈夫」と。

そしたら、Rちゃんびっくりして大笑い。
中国語で大丈夫という言葉は、「大きな体格のよいゴツイ人」なんだそうです。マッチョマンみたいなイメージですかね⁈
それを聞いて私もびっくり大笑い。
うかつに「大丈夫」って言葉はつかえないな…と、Rちゃんの前ではその言葉は極力控えていました。
「大丈夫?」ときくと、「大きなごつい人?」みたいなのをイメージさせるんですよね??^^;

日本で使われている漢字が中国人に通じるとは限らないのですね〜。
言葉と文字のやり取りで他にもそんな面白いショッキングなことが沢山ありました。
今となってはそれらの時間もとても楽しかった思い出です。

来年の音大受験までにできるだけ沢山の経験を!というお母さまのご意向もあり、教室にきてくれて間もなくしてコンクールに4回、ホプステにも挑戦されました。

時が経つのも早いもので、あっという間に1年後の音大受験を迎えました。
入試前には願書も一緒にチェックして、面接の練習もして。。

それから大学合格の報告をいただき、とても喜んだものです。
日本語が上達したといっても、入試には対応できるかな、という間に合わせ的なところはあったので、入学してしばらくは授業が難しいと聞いていました。

「○○○ってどういう意味ですか?」と、授業中に授業の内容でわからないというメールをもらったこともありました。

教職課程を取っていて、昨年は教育実習も経験しています。
教育実習はたいていは母校に行くのですが、Rちゃんは留学生ということで実習先を受け入れてもらえる学校がないという、蓋をあけてみないと分からなかった留学生の教育実習が困難というまさかの現状。
教育委員会に問い合わせ、自力で学校に電話をかけてまわったそうです。何十軒と問合わせたそうですが断られ続けたとのこと。
普通はそんなところで苦労することはあまりないので。
そんな中、ようやく教育実習校が決まり、それも人情深い校長先生だったからこそだと聞いています。
本当に感謝すべきご縁だと思いした。

また、当然教育実習は日本語で行うのですが、単に「緊張」だけではない想いもあったはずです。

今年2月の大学の休み中に、三月の卒業試験で弾く曲の補講レッスンで週に二回ほどレッスンに通ってくれていました。1レッスンが2時間というボリュームでとても頑張ってくれました。

卒業試験も無事合格の報告もいただいて、あとは卒業式。。
Rちゃん、今では日本語も流暢に話せます。

そして先日、卒業の報告もいただきました。
今までの苦労を一緒に見て来ているので涙が出る想いでした。
卒業おめでとう

 

中学校・高等学校教諭一種免許状と卒業証書。
免許状と卒業証書がとても大きく立派に輝いてみえました。
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この春卒業された皆さんも卒業おめでとうございます。

これまでに、音楽系大学進学では、
大阪音楽大学ピアノ専攻(多数)・ジャズ専攻(1名)、大阪音楽短期大学ピアノ科(3名)、大阪芸術大学音楽学部(多数)、相愛大学音楽学部ピアノ科(1名)、武蔵野音楽大学ピアノ科(1名)、桐朋学園大学楽理専攻(1名)に生徒合格実績があります。
音楽大学へ進学をお考えの方は、中学生頃にご相談下さい。
高校三年生頃から準備しても間に合う音楽大学もありますのでご相談下さい。

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